東京成田悠輔書店 11/17 木 -> 11/23 水

成田悠輔 Narita Yusuke

僕にとって本屋さんは「樹海」です。羅針盤が効かないじゃないですか、樹海って。地図がないから効率悪いんですよ。本屋さんも似ているなと思って。しかも、樹海って人が立ち寄らないですよね。本屋さんも人口密度が低くていい。最後に、樹海は人が亡くなるところでもある。暗い死みたいなものがちらついている感じ。静かで動かなくて紙の上に印刷されている"埋葬された文化"がそこにある。そんなこんなを考えていくと「樹海」だなと。

人生を変えた10冊

  • 神聖喜劇
    大西巨人
    光文社
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    小説は現実より複雑になれるだろうか?そんな無謀に挑戦した記録

  • グレープフルーツ・ジュース
    オノ・ヨーコ
    講談社
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    この本を燃やしなさい。ときに些細な、ときに雄大な行動を誘発して意味と無意味の淡いを探るパフォーマンスブック

  • ルネッサンス 経験の条件
    岡崎乾二郎
    文藝春秋
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    ことばをもって体験をたちきれ

  • 池袋・母子餓死日記 覚え書き
    公人の友社(編)
    公人の友社
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    「事実は小説より奇なり」の証明1

  • 桶川ストーカー殺人事件
    清水潔
    新潮社
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    「事実は小説より奇なり」の証明2

  • 血が、汗が、涙がデザインできるか
    石岡瑛子
    小学館
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    血まみれで、汗だくで、涙ぐましい。なのにこんなに美しい

  • クリストファー男娼窟
    草間彌生
    KADOKAWA
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    病いとの戦いとしての創作。最も個人的なものこそ最も普遍的

  • HERE ヒア
    リチャード・マグワイア
    国書刊行会
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    今あなたが立つその場所こそ奇跡だと教えてくれる

  • 意味の変容(※品切れ、重版未定)
    森敦
    筑摩書房
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    光学機械工場、ダム建設現場、印刷工場etcで10年働いては10年放浪しながら老年に文学に至った軌跡の抽象圧縮

  • トリオリズム(※品切れ、重版未定)
    叶恭子
    小学館
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    自分の鏡としての他人、他人の鏡としての自分

書店情報

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王様書房
住所
東京都目黒区祐天寺2-12-19
営業時間
10:00~25:00
定休日
元旦、2日
サイト
http://www.tokyo-shoten.or.jp/seinenbu/shop/tokyo/1896